弊社の会社名には「基礎」がつきます。

一般的に「基礎」というと、

「住宅の基礎」を思い浮かべる人が
多いのではないでしょうか。

布基礎、ベタ基礎ですね。

 

あとは、ビルやマンションに用いられる
コンクリート杭などではないでしょうか。

大きな建物の下には、
何本も杭が埋め込まれ、
その建物を支えています。

たまに、そういう基礎だと思って、
電話やメールの問い合わせが来ますが、

すみません。

基礎は基礎でも
そういう基礎ではないんです。

私たちの仕事は
どちらかというと、

土留め仮設工事。

 

深く掘るための、
周りの土砂崩壊を防ぐ工事です。

構造物などは、目に見える部分と
同じくらい地下にも存在します。

下水道もだいぶ深い地中に
張り巡らされていますね。

最近は電気も地下埋設になってきました。

ご存じ、地下鉄などは
かなり深いところを走っています。

こういう工事の多くは
作業する人たちの身を守るために
土留め工事が必要になってきます。

非開削工事の「推進」も採用されますが、
開削に伴う土留め工事も
まだまだメインのスタンダード工法です。

私たちの仕事は
鋼矢板やＨ形鋼を打込む、
そういう基礎工事です。

では、紛らわしくならないように、

「土留」や「仮設」を
社名に入れれば？と、お思いでしょうが、

そこはやっぱり「基礎」なんですよね。
なんか字もカッコイイでしょ？